【Excel】特定のセルだけ入力可能にする方法|シート保護とロック設定を解説

エクセル

エクセルを使っていると、「このセルだけ入力できるようにしたい」「特定の範囲だけ編集可能にしたい!」と思うことがありますよね。しかし、設定方法はどうだっかな?、と毎回調べる…なんて経験はありませんか?
本記事では、 「入力できるセルを指定する方法」 をわかりやすく解説します。

  1. セルのロックとシート保護の基本を理解しよう

エクセルでは、シート全体をロックするのではなく、 特定のセルだけを編集可能にする ことができます。そのためには、次の2つの設定を理解しておきましょう。
1. セルのロック設定
• エクセルでは、すべてのセルが デフォルトで「ロック」されている状態 になっています。
• ただし、この「ロック」は シート保護をかけるまで適用されません。
2. シートの保護
• シート保護を有効にすると、ロックされたセルの編集が制限されます。
• 逆に、ロックを解除したセルは シート保護をかけても編集可能 になります。

  1. 指定したセルだけ入力できるようにする方法

手順①:入力可能なセルのロックを解除する

まず、入力できるようにしたいセルのロックを解除しましょう。
1. 対象のセルを選択(Ctrlキーを押しながら複数選択も可)
2. 「ホーム」タブ → 「セル」グループ → 「書式」 → 「セルの書式設定」をクリック
3. 「保護」タブを開き、「ロック」のチェックを外す
4. 「OK」を押す

手順②:シートの保護を設定する

次に、シート全体を保護し、入力可能なセル以外を編集不可にします。
1. 「校閲」タブを開く
2. 「シートの保護」をクリック
3. 「ロックされたセルの内容を選択する」のチェックを外すと、ロックされたセルが選択できなくなる
4. 必要に応じて パスワードを設定(任意)
5. 「OK」を押す

これで、 ロックを解除したセルだけが編集可能 になりました!

  1. 入力可能セルを目立たせる工夫

入力可能なセルがどこなのか分かりやすくするために、 セルの色を変える のもおすすめです。

手順:セルの色を変更する
1. 入力可能なセルを選択
2. 「ホーム」タブ → 「塗りつぶしの色」から好きな色を選ぶ

これで、入力可能なセルが 視覚的に分かりやすく なります。

  1. よくある質問(Q&A)

Q1. シートの保護を解除するには?

「校閲」タブ → 「シート保護の解除」から簡単に解除できます。パスワードを設定している場合は、入力が必要です。

Q2. 特定のユーザーだけ編集できるようにしたい

エクセルの 「範囲の編集を許可する」 機能を使えば、特定のユーザーにのみ編集を許可できます。
1. 「校閲」タブ → 「シート保護」横の「範囲の編集を許可する」
2. 「新規」ボタンを押して範囲を指定
3. 編集を許可するユーザーを設定

まとめ
• デフォルトではすべてのセルがロックされている
• 入力できるセルを指定するには、ロックを解除してからシート保護を設定する
• 入力可能なセルを目立たせるために色をつけるのも効果的

この方法を覚えておけば、 他の人と共同作業するとき や フォームを作成するとき に役立ちます。ぜひ活用してみてください!

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